Webプロモーション全体図

上記の図は、各Webプロモーション手法を、一般層からファン層までのどの層に適しているのかを現した図となります。

本記事では、Webプロモーションの各手法を、簡単にまとめております。

ネイティブ広告

ネイティブ広告は、ニュースサイトや情報サイトなどで、一見記事のように見える形で表示されている広告です。

サイトにアクセスした全ての人が対象となるため、比較的広い範囲でアプローチが可能となります。

サイト内の他の記事に同化できるようなタイトルや内容にすることがポイントとなります。

ニュースリリース

ニュースリリースは、広告というよりも、「記事」という扱いになりますが、ニュースサイトや情報サイト、新聞や雑誌等で取り上げられることで、情報の拡散を目指す手法となります。

ニュースリリースをメインで取り扱っている会社に記事を作成してもらい、様々な媒体企業にリリースします。

必ず媒体に取り上げられるという保証があるわけではありませんので、より媒体会社に顔の聞く会社に依頼することをお勧めします。

また、記事にする内容によっても、取り上げられる可能性が大きく変わるので、「よりユーザーにとって魅力的な情報」と判断されるような内容を目指すことが重要になります。 

リッチメディア広告

ヤフーなどの、大手媒体社が提供している広告形体で、より広い層にブランドイメージを伝えることを得意としている広告です。

ユーザーが興味を示している情報を表示することもできますが、基本的には不特定多数の幅広い層にアプローチするための広告形体とないます。

また、枠内でブランドイメージをPRするため、媒体会社ごとに作りこみが必要な広告となります。広告予算を多く確保している企業で、なおかつ幅広い層向けの商品を取り扱っているメーカー向けの広告媒体となります。

ビデオ・動画広告

ビデオ広告には大きく分けて2つの種類がある。

1)インストリーム

動画プレイヤーを通じて、動画コンテンツ内に表示される広告。➢YOUTUBEなどで用いられる広告手法

インストリームの中にも、次のような種類がある。

1.プレロール➡動画コンテンツスタート前

2.ミッドロール➡動画コンテンツの途中

3.ポストロール➡動画コンテンツ終了後

2)アウトストリーム 

アウトストリームは動画コンテンツ外で表示される動画広告です。

FacebookやTwitterのコンテンツフィード内で、表示されると動画が起動する形式の広告です。

 

動画広告・ビデオ広告では、広告の種類に合わせて動画を作りこむ必要があります。複数のパターンでPR動画を作成しておく必要があります。

また、どのジャンルの動画に表示させるのかや、SNSだと、どのユーザー層に表示させるかを大まかに決めることはできますが、こちらも基本的には不特定多数の幅広い層に表示される広告形体となります。

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告は、Webの初期から存在する広告形体で、基本的には3種類に分かれる。

1)テキスト広告

2)バナー広告

3)リッチメディア広告

ユーザーによって、表示される内容や回数、サイズなどが変わるが、比較的幅広いターゲット層へのアプローチに用いられることが多い広告形体です。

ネットユーザーは、「バナー広告を見ないようにする」という”クセ”がついており、年々クリック率は減ってきていますが、アドネットワークの技術が日々進歩していく中で、よりニーズに合った広告表示ができるよう、日々進化を続けている広告形体でもあります。

アフィリエイト広告

アフィリエイト広告は、『成果報酬型広告』で、企業が運営するサイトや、個人が運営するブログなどを通して表示される広告です。主にクリック数に応じて費用が発生します。

アフィリエイターにつながるために直接アプローチすることもありますが、基本的には「ASP」の会社を経由することがほとんどです。

アフィリエイト広告に向かない商材として、➡BtoB向けの商材 ➡富裕層向けの商材 ➡ニッチな商材 ➡地域制限がある商材 などがあります。

アドネットワーク広告

アドネットワーク広告とは、複数のWebサイトを1つの「広告配信ネットワーク」としてまとめたサービスのことです。

アドネットワークは日々進化しており、現在では★場所のターゲティング★人のターゲティング★リターゲティングが可能となっている。

バナー広告のクリック率が下がっていると言われていますが、アドネットワークやアドテクノロジーの進化で、今以上にWeb広告の質は向上していくと考えられます。

ASPを活用した広告

ASPとは「アフィリエイト サービス プロバイダー」の略称で、広告主にアフィリエイターを繋げることをメインのサービスとしている事業体です。

商品やサービスによってアフィリエイトに向き不向きはありますが、ASP会社の場合、幅広いアフィリエイターとのつながりを持っているので、広告主のニーズに合ったアフィリエイターを紹介してくれる可能性もあります。

気を付けておきたいポイントとして、商品のブランドイメージを悪くしてしまうアフィリエイターも中には存在するので、ASP会社に丸投げではなく、どのアフィリエイターが担当するのかなどはしっかり把握したうえで運用することが大切になります。

SNS広告

SNSの広告では、ターゲットを具体的に絞り込むことができます。

facebookやTwitter、YOUTUBE、インスタグラム、LINEなど、さまざまなSNSサービスは存在しますが、それぞれのサービスで広告の特徴が異なるので、各サービスごとに戦略や準備が必要になります。

また、SNS広告の場合、SNS戦略(オウンドメディア戦略)とも密に連携を通ることが必要になるので、SNSの広告の種類や入稿方法だけを勉強するのではなく、SNS戦略も含めて勉強することをお勧めいたします。

⑩リスティング広告

リスティング広告は、googleやヤフーの検索エンジンの入力内容に合わせて広告を表示する手法です。

検索内容の戦略次第で、ターゲット層だけでなく、ニーズがマッチしたネットユーザーに対して、広告を表示することができます。

設定するキーワードの内容や数、表示頻度によって価格が異なります。

リスティング広告には、誘導するランディングページや自社サイトにどのように連携させるかも、結果に大きく影響します。

他の広告手法にも言えることですが、広告として表示された内容と受け皿となるランディングページや自社サイトにギャップがある場合、ユーザーはすぐ離脱します。検索キーワードだけでなく、受け皿となるサイトも含めてブランディングすることが重要になります。

⑪ランディングページ

ランディングページは、広告で集客できたユーザーに、申込やモニター、購入までを誘導するために重要な受け皿となります。

ランディングページには、自社サイトや、商品紹介サイト以上に力と時間を注ぐべきです。

申込の一線を越えさせられるか否かで、広告の結果は大きく変わります。

多くの媒体会社や、媒体の代理店は、ランディングページまで面倒を見てくれません。

かといって、ランディングページ作成会社も、媒体の知識が豊富ではないことが多いです。

広告の受け皿となるサイトだからこそ、媒体との密接な連携と、分析改善が必要になります。

ランディングページの成功は、より良いパートナー企業を見つけきれるかから始まっています。

⑫メール広告

メール広告は、幅広い層から、ファン層まで、幅広い層にリーチが可能な広告となります。

フリーメール(gmailやヤフーメール等)の受信ボックスに表示される広告や、メール送信の許諾を得たユーザーへの広告やメルマガの配信。また、一度商品を購入してくれたユーザーへのフォローメールやステップメール等、様々な手法があります。

過度の配信は、ユーザーを逃す可能性がありますが、一度顧客になったユーザーへ、効率良くリピートしてもらうには有効な手法になります。

メール広告は、意外に種類が豊富で、奥深さがあるので、「メールは古い」という概念を一度取っ払って、情報収集してもらうと、意外にも面白さを感じるかもしれません。

⑬オウンドメディア

オウンドメディアとは、企業が所有するメディアのことです。

1)ユーザーに有益な情報を発信する役割

2)ユーザーとの関係構築を図る役割

3)ペイドメディア、アーンドメディアのハブとなる役割

などの役割があります。

(ペイドメディアとは、企業が媒体費を払って広告を出す、従来のメディアです。マスメディアへの広告等)

(アーンドメディアとは、ブログやSNSなどのメディアです。)

健康食品を売りたい企業が、健康に関する情報をリリースしたりすることで、ニーズに合ったユーザーの目に触れる機会を増やしたり、既存顧客とつながりを持ち続けたりする際に有効なプロモーションツールとなります。

SNSやブログのみで完結させる場合もありますが、オウンドメディアがしっかりしている場合、企業ブランドにも影響を与えるので、企業ブランド力を高めるためにも、時間をかけて構築していくことをお勧めいたします。

O2Oマーケティング

O2Oとは、『オンラインtoオフライン』の略称で、ネット上とリアル世界をつなぐ技術やサービスなどを指します。

既存顧客の層やファン層など、一度顧客になったユーザーと、つながり続ける目的でも効果を発揮します。

位置情報を活用したシステムや、ITOの発達で、より進化が期待できるマーケティング部門です。

本サイトでは『Cポイントシステム』を活用したO2Oマーケティングをメインに紹介していきたいと思っております。

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